お庭に咲く綺麗なバラの花を見ながら、ティータイムを楽しめたらなんて心が休まる事でしょう!
でも「お庭にバラは難しそう」「育て方たがわからない」と二の足を踏んでいませんか?
確かに管理が比較的難しい、上級者向けのバラもありますが
初心者の方でも、簡単にお庭で楽しめるバラをご紹介させて頂きます。
目次
なぜガーデニングにバラがオススメなのか?
バラがおすすめな理由
お庭を作る時、必ずといって植物を植えていきます。
それぞれ植物は花が咲きその花を楽しむために庭を作るといってもいいでしょう。
その中でもなんといっても欠かせないないのがバラの花です。
自分の庭でバラの花が咲き、香りが漂いはじめると、あなたの庭がワンランク上のガーデンに一変します。友人の家に行く際に、お庭に咲くバラを摘んで持っていってあげると、最高のおもてなしとなります。お友達からあこがれる存在になる事は間違いないでしょう。
しかしながら、バラは難しい!どうも苦手!管理のやり方がかわからない!という方が多くバラはやめておこうと思っている方を良く見受けられます。ちょっとしたコツをつかめば、誰でも安心して育てられる植物です。
ブッシュタイプ(木立性)がおすすめ
一般的に庭で使われるバラの種類を樹形タイプで分けると、 下記の3つに分ける事ができます。
①木立性ブッシュタイプ
枝がツルにならずツツジ等のようにブッシュ状に育ちます。初心者向けのバラです
②半つる性シュラブタイプ
①と②の中間のタイプ つる性ですが、③のつる性より伸びが弱く、庭のアーチや、オベリスク
などのアイテムに絡ませるとよいバラです。 ①の木立性のバラに慣れたら挑戦したいバラです
③つる性(クライマータイプ)
いわゆる一般的にいう「ツルバラ」です。かなり大きくツルがの伸び剪定が大変。
上記の中で ①の木立性ブッシュタイプがおすすめです。
このバラは枝がツルにならないので、ツツジなどと同じように低木として扱う事ができます。
大きいものでも2m程度までのバラが多く、お庭ではちょうど目の高さで咲いてくれます。
剪定もツルの誘引作業がなく、冬に思いきり根元近くで切り詰めてしまっても大丈夫です。
むしろ思いきって切ってあげた方が花芽をつけてくれます。
木立性ブッシュタイプのバラは、水やりさえ切らさなければ、鉢でも楽しむ事ができるバラです。
これからバラを始める方や、バラが苦手だなと思われている方におすすめのバラです。
おすすめポイント1 剪定作業が少ない
おすすめポイント1は、なんといっても大きくならないため剪定作業がつるバラと比べて圧倒的に少ないことです。つるバラではないのでもちろんつるをからませる誘引作業もありません。かなりおおざっぱな言い方をすれば、冬に1度だけバッサリ切って終わりでもそれなりに咲いてくれます。
おすすめポイント2 四季咲性がつよい
木立性のバラは、 四季咲きの品種が多い事です。
四季咲きのバラの花は開花から45日サイクルで花芽をもつ習性があるので 、5月中旬に咲いたとすればその後7月上旬、8月中旬、10月上旬、うまくいけば11月中旬ごろ咲いてくれる時もあります。
このように木立性のバラは1年を通して花を楽しむ事ができるバラと言えます。
庭のガーデニングでおすすめのバラ5選
レジス・マルコン
レジス・マルコンは中型の木立性ブッシュタイプです。1m〜1.5mほどにはなりますが、耐病性に強く育てやすいフランスのデルバール社のバラです。花は明ると深みを併せ持った、なんとも言えない鮮やかな赤色で、花の中心から花びらが放射状に伸びる「ロゼット」咲きです。四季咲性が強く11月中旬頃まで咲く事もあります。
濃い緑の照り葉は健康的で耐病性も極めて強いく、樹勢も強くシュートの発生も旺盛で初心者でも育てやすい事が特徴です。レジス・マルコンの名前はフランスのリヨンから南西100㎞ほどの小さな村であるサン・ボネー・ル・フロワ村にあるミシュラン三ツ星レストランがレジス・マルコンからとったそうです。
アンナプルナ
アンナプルナは中型の木立性ブッシュタイプです。 花の中心が高く咲く、高芯咲きのでエレガントで透き通るようなシルキーホワイトの大輪花です。四季咲で繰り返しよく咲き庭でも鉢でも育てやすいガーデニングにはおすすのバラです。フランスのドリュ社のバラで、アンナプルナの名は、ヒマラヤ山系の名山からとったそうです。
ラ・パリジェンヌ
ラ・パリジェンヌは1m程度の高さで綺麗に咲いてくれる木立性ブッシュタイプです。鮮やかなオレンジと黄色のグラデーションで独特の華やかさを持つバラです。花はややフリルがかかる 大輪抱え咲きで 健康的な照り葉が茂り、耐病性に優れています。樹形もあまり暴れる事もなく育てやすいバラです。ほどいレモングラスの香りが漂います。
マルク・シャガール
マルク・シャガールはやさしいピンクに白の絞りが入る大輪の花を咲かせます。 花芯から花びらが放射状に伸びるロゼット咲でうっすら桃の香りが漂います。樹形は直立性のブッシュタイプで鉢植えにも向きますがしっかりとした存在感のある樹形になります。花の名前は、画家のマルク・シャガールよりなずけられました。
オマージュ・ア・バルバラ
オマージュ・ア・バルバラは独特の深みのがあるベルベットレッドの中輪の花を咲かせ、フリルがかった花弁が印象的で、花つきも花もちも良く 春から秋まで絶え間なく咲き続けてくれる耐病性に優れたバラです。樹形もコンパクトにバランスよく、特別剪定作業に気を使わなくてもまとまりよい樹形に育ってくれます。情熱的なシャンソン歌手のバルバラに捧げたバラです。