施工後
施工後

打ち合わせはなぜ必要?

電気・水道・ガスなど生活に使う設備機器は室内だけでなく、家の外との関連性が深いので外構工事と建築工事でしっかりと事前に打ち合わせをしておく必要があります。例えば、インターホンを門柱に付ける場合やお庭の計画によっては外部の水道の位置が変わってきます。初めから決めておけば一回の工事で済むものを外構工事でもう一度やり直すことは少なくありません。

資金の計画

まずは、ご自分の理想外構プランを作り適正価格を知る事です。建築会社が主体で資金計画を立てると、どうしても外構予算は低めになってしまいがちです。例えば、外構予算は100万円などとは良く聞きますが、お客様のご要望をしっかりと入れた上で考えられているでしょうか?実際に、外構工事は最後だからといって建築が終わって資金が余っていたら頼もうと思っている方が多いようですが、建築が終わり住んでみると雨の日は抜かったりして玄関は汚れてきたりと、外構工事なしでは住みづらい事に気が付きます。そうならない為にも、ご自分の理想の外構工事またはお庭の理想はどれくらい掛かるのかを知り、出来ることなら建築の資金計画に含めて考えることが理想と思います。

見積の取り方

建築もそうですが、工事が終わってみると当初の見積書通りにはいかないものです。同じような内容のものでも安く見積もることも出来ますし、高く見積もることも出来ます。プラン内容で見積金額は大幅に変わってきます。大切なことは、金額だけに囚われず自分の夢を叶えてくれそうな外構業者かどうかを見定めることが大切です。2~3社に絞って面談して、ココならと良い思えるような外構業者を1社に絞り交渉してみると良いでしょう。外構業者も人ですから、相見積を取られているより1社に絞りましたと言ってもらった方が断然やる気は出てきます。お客様にピッタリ合ったプランを作ってくれると思います。

隣地境界はどうすれば?

隣りや裏側の境界に何もない場合は、境界ブロックやフェンスを施工することになります。この時、隣地の方と敷地の真ん中で施工して費用も折半するという方法もあります。この場合は、隣地側との共有財産となりますので慎重に話を進める必要があります。このような時は外構業者に間に入ってもらい、話を進めると良いでしょう。近隣とはこれから一生お付き合いをするお隣さんです。良好な関係を結んで行くことが大切です。下の写真は、当社で施工をした境界フェンスです。新しい分譲地に時期がずれて建築を建てられていましたので、当社で間に入って打ち合わせをさせて頂き工事を行いました。向かって右側のお客様の外構工事のご依頼を頂いていたのですが、左側のお客様のお庭の工事のご依頼も頂き施工をさせて頂きました。

施工前
施工前
施工後
施工後

目に見えない費用の発生

立水栓の位置

外に付ける水道の位置を決める時、建築会社にお任せしてしまう方が多いようですが、あくまでも外の水道は使うお客様の用途によって位置や数が変わります。車を車庫で洗いたい方は車庫の近くに、庭に畑や花壇を作りたい方や植栽を楽しみたい方は庭にも水道があると便利です。また、見た目のオシャレな立水栓なども多くあるので、外の水道計画も外構計画と同時に計画すると良いでしょう。

インターホン設置

インターホンを玄関の横に付けるか?外の門柱に付けるか?を決めなければなりません。最近は外の門柱に付けるケースが多くなってきていますが、外構計画や近隣の環境によっては玄関の横につけた方が良い場合もあります。事前に建築会社に伝えないと建築の内部配線工事も進んでしまいますので、外構計画に応じて早めに決めていくことが大切です。

電気(照明)について

アプローチや車庫周りに付けるアプローチ灯。表札などを照らす門灯。植栽などをライトアップする間接照明など、最近ではLEDの普及により多彩になっています。このような電気工事も、事前に配線やスウィッチの計画を建築会社としておかなければなりません。付ける電気器具の位置や数量によって外部コンセントやスウィッチの位置も変わってきます。例えば、リビングから見えるお庭のライトアップもリビングにスィッチを付けておき、来客の時にアッ!と思わせるのも楽しいですね。

水道配管や桝(マス)の高さ

意外とお客様が知らない事ですが、家の周りには水道管や雨水・汚水の排水管や桝(マス)のフタなどがたくさん設置されます。この埋設物が車庫やアプローチ工事を行う時に造り替えなどが発生し、見えない所で費用も発生していることがありあます。車庫やアプローチなどの位置を決めて置くことによって水道の配管の位置や埋設の深さを建築会社に指示することが出来ます。

エアコンの室外機

今や生活に欠かせないエアコンですが、どの部屋に付けるかは決めていても、室外機の位置までは考えていないと思います。例えば、南側のリビングの室外機が南側に付いてしまうケースがありますがウッドデッキなどを造る時には一旦外して再度付け直したり、また別な場所に移設するなど余計な費用が掛かります。最初から計画して入れば、このようなことは防げたはずです。

※下の写真は施工例です。

施工前
施工前
施工後
施工後

ファームガーデン株式会社

ファームガーデン株式会社では、家族が集う・仲間と遊ぶ・心が癒やされ、そこに住む方や訪れる方々が心から楽しめる空間を演出します。

そして、お客様がお庭を通じて『より楽しい暮らし』が出来るようにライフスタイルを提案します。

お庭に関するお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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